静岡理工科大学 理工学部 機械工学科 知能メカトロニクス研究室

基本スタンス

しく

バックグラウンド

当研究室の代表,飛田は電気通信大学梶谷誠元学長の下で,超音波センサ,ロータリエンコーダ(角度検出器)を題材にメカトロニクスの研究の世界に足を踏み入れ, 下条誠名誉教授の下で,感覚代行,触覚,近接覚センシングについて探求しました. 以来,前職の日本精工においても,計測工学に軸足を置いて,産業用途,福祉用途のロボット,メカトロニクスシステムの研究,開発に取り組んでまいりました. 当研究室の前任,静岡理工科大学益田正名誉教授は角度研究の大家であり,角度の国家標準の制定にご尽力されました. 伝統を受け継ぎながら新しい風を吹き込み,賛同いただける地域,企業,団体の皆様と,学生と協同して研究を進め,社会に貢献していきたいと考えております.

共同研究についての考え

 共同研究は企業の皆様との信頼関係の上に成り立つ共同作業です. 研究室では,学生の卒業研究,修士研究,教育として研究を行っていること, また,成果の公表が大学の役割であることをご理解いただき, お互いに短期的な成果を求めるのでなく,信頼して細く長くお付き合いできることが肝要と考えています.
 テーマは,企業がお持ちの技術と当方の知見,技術を組み合わせることで, 企業内部では進めることが色々と難しい,新規テーマについてのフィージビリティスタディが適切です. その際,大学サイドは原理原則を明らかにすることが役割です. 当然のことながらメーカーではありませんので,製品の品質保証,安全性の担保といった製造者責任に関わる部分は関与しません.そもそもできません. 共同研究の成果を製品・サービスに組み込む際には,企業側の責任にて,品質保証,安全性の担保が出来るよう, 設計体制,製造体制をしっかりと準備された上で実施ください.
 なお,1年未満の短期の場合には,当方に工数が発生しない技術アドバイスや,当方の現有の装置を使った軽微な実験であれば検討いたしますが, 工数のかかる共同研究,受託研究はお互いにとって不幸なことになりますので,お受けいたしかねます.

卒業生の進路(企業名は新卒採用時)

卒研生

(株)アイエイアイ,ASTI(株),アプレスト(株),ウメトク(株),(株)エクシード,エンシュウ(株),(株)小楠金属工業所, (株)協栄製作所, 第一工業(株), (株)大善, (株)日本設計工業, 日星電気(株), 多摩化学工業(株), (株)ノダ, (株)マイナビEdge, (株)メイテックフィルダーズ, NTN(株)磐田事業所, 新東工業(株), 静岡理工科大学大学院システム工学専攻(進学)

大学院生(修士)

(株)富士急ハイランド, 東亜工業(株), 研微半导体科技有限公司, 本田技研工業, 理想科学工業(株), 南通理工学院(教員)

↑ PAGE TOP